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テルコイン(Telcoin, Inc.)、米国初の規制対象デジタル資産銀行への道

ファイナンス$TEL

テルコインのデジタル資産預託機関認可審査、2024年12月5日に開催

テルコインのビジョン

テルコイン(Telcoin, Inc.)は、米国初の規制対象デジタル資産銀行およびステーブルコイン発行者になることを目指している。同社の「デジタル資産預託機関認可」(Digital Asset Depository Charter)に関する公聴会が、2024年12月5日に行われる予定だ。この認可が下りれば、2025年初頭に「テルコイン銀行(Telcoin Bank)」の設立が実現すると見込まれている。

公聴会の詳細

日時: 2024年12月5日 午前9時(CST)
場所: ファーストネブラスカ行政ビル(1526 K Street, Lincoln, Nebraska)

この公聴会は、ネブラスカ州の「金融イノベーション法(Nebraska Financial Innovation Act, LB 1074, 2024)」に基づき開催される。同法は、デジタル資産分野の規制とイノベーションを推進するために作成された重要な法案であり、ネブラスカ州をデジタル資産規制の先進州として位置づける目的がある。

進展状況

2024年9月、テルコインはネブラスカ州銀行金融局(Nebraska Department of Banking and Finance)から申請書の完全性が確認された。このマイルストーンにより、同社は連邦準備制度(FED)規制下のデジタル資産銀行設立に向けた重要な一歩を踏み出した。

また、**マイク・フラッド議員(Mike Flood, @RepMikeFlood)**の支援を受け、法整備が進められてきた。フラッド議員は2021年にトランプ元大統領の支持を得てネブラスカ州の下院議員に選出され、金融イノベーション法の策定に尽力した人物である。

テルコインのステーブルコイン「デジタルキャッシュ」

認可が下りた場合、テルコイン銀行は世界初の規制対象ステーブルコイン発行者として、同社の「デジタルキャッシュ(Digital Cash)」を市場に投入する。このステーブルコインは、リミッタンス(国際送金)サービスの中核を担い、既存の1600億ドル(約23兆9600億円、2024年12月2日時点の為替レート149.75円/USD)規模の市場を革新することを目指している。

「デジタルキャッシュ」は、一般消費者が直接的な商取引や分散型金融(DeFi)とのシームレスな接続を可能にすることを目指して設計されている。

テルコインの将来像

テルコインは、ブロックチェーン技術を活用した銀行商品やサービスの提供を目指している。特に、暗号資産のステーキングや伝統的な銀行システムへのデジタル資産統合に注力している。

同社のビジョンは、モバイルネットワーク事業者(MNO)やグローバルなフィンテックコミュニティからも注目を集めている。最近開催された「フライオーバーフィンテック(Flyover Fintech)」では、マイク・フラッド議員が同社の未来像を強調した。

まとめ

テルコインは、米国初の規制対象デジタル資産銀行となることを目指し、世界の金融サービス市場を変革しようとしている。公聴会を経て、2025年に正式な認可が下りる見通しであり、同社の進展は業界全体の注目を集めるものとなるだろう。

用語説明

  • デジタル資産預託機関認可(Digital Asset Depository Charter): デジタル資産を安全に管理するための銀行業務の認可。
  • ステーブルコイン(Stablecoin): 法定通貨や資産に価値を連動させることで価格の安定性を保つ暗号通貨。
  • 分散型金融(DeFi): ブロックチェーン技術を利用した非中央集権的な金融サービス。

注意書き

仮想通貨の取引はリスクが伴い、当記事は投資のアドバイスを目的としたものではない。当サイトでは一切の責任を負わないので、自己責任において行ってください。

参考元

coinjournal.net
cryptonews.net

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Posted by AKIRA YAMAMOTO