【海外】NFT×スポーツ業界：活用事例

サッカー選手：C・ロナウドのNFTコレクション、過去には本人一緒にトレーニングできるNFT特典も

サッカーのスター選手、クリスティアーノ・ロナウド（以下 C・ロナウド）が、暗号通貨取引所Binanceバイナンスと共同でNFTコレクションをリリース。今回が4回目の作品となり、最初のNFTは2022年にリリース。2回目のNFTコレクションでは、ポルトガルの首都リスボンでC・ロナウドと一緒にトレーニングできるという貴重な特典があり、ファンの間で大きな注目を集めた。

PSG（パリ・サンジェルマンFC）×Blvck Paris（ブラックパリ） 早期アクセスNFT

フランス名門サッカークラブであるPSG（パリ・サンジェルマンFC）と高級ブランドのBlvck Paris（ブラックパリ）との独占コラボレーションにより、ファッション・コレクションへの早期アクセスがNFTを通じて提供された。合計1000個のNFTが販売され、10%は特別引換権として、物理的アイテム『コラボ・コレクション・ボックス』と引き換えることができる。

【海外】NFT×社会貢献：活用事例

ケニア非営利団体が学校建設のためのNFT販売

営利団体ULTは、人間性とコミュニティを大切にする「UBUNATIONウブネーション」と協力し、NFTコレクションの発売。コレクションは、ナイロビの小学校建設のための資金を集め、多くの子供たちに教育の機会を提供することを目的としている。

NFTの保有者は、慈善活動への貢献だけでなく、VIP体験や交流会、限定商品の購入といった特典も受けることができる。また、この取り組みの一環として、ULTは毎月異なるサポーターを特別な賞品で表彰する。NFTはすでにUBUNATIONウブネーションで1つ20ドルで販売されている。

【海外】NFT×観光・地方創生：活用事例

ウェールズ観光客誘致のためメタバース提供

ウェールズ（英国）が、観光業の活性化を目的にメタバース領域に進出。ウェールズ政府観光庁のVisit Walesビジット・ウェールズ主導のもとで、メタ建築スタジオのiCreateアイクリエイトとの協力によって行われました。

このCymru Wales Metaverseカムリ・ウェールズ メタバースでは、訪問者はウェールズの歴史的建造物（城）を探索したり、コンウィ郡にある有名なケーブルカーを楽しめる。また、ドラゴン・ハントなどのクエストに参加したり、実際に訪れる下準備として、お気に入りスポットをデジタル旅程として作成することも可能となっている。

インド鉄道会社 Holi （ホリ）に合わせたNFT乗車券を発行

IRCTC（インド鉄道観光公社）はTejas Express（テージャス・エクスプレス）のNFT乗車券が発行した。3月20日から4月2日まで、ヒンドゥー教を祝うカラフルなお祭りであるHoli （ホリ）のシーズンで、NFTチケット発券を利用することができる。

韓国チェジュ島　地域経済の活性化のためにNFTの導入

済州島（チェジュ島）は韓国の沖合に位置する自治領で、地域経済の活性化のためにNFTの導入を検討しており、観光、農業、漁業の成長を目指している。法的には一定の独立性を享受しているこの島は、経済発展の起爆剤として「NFT都市」になることを構想している。

NY エンパイアステートビル

世界的に有名なエンパイア・ステート・ビルディングは、Web3ロイヤリティ・プラットフォームのUptopおよびWeb3ウォレットMagicと提携し、NFTを活用した革新的なアンバサダー・プログラムを開始した。無料の体験やデジタルグッズをビジターフレンドリーな方法で提供される。

【海外】NFT×音楽：活用事例

グラミー賞 30周年記念のNFTコレクション発売

フランスのDeep Forestディープ・フォレストが、Eric Mouquetエリック・ムーケのグラミー賞最優秀ワールド・ミュージック・アルバム受賞30周年を記念して、NFTコレクションを発表した。

コレクションには、ディープ・フォレストのアルバムにちなんで9つのカテゴリーに分類された90のNFTが含まれる。各NFTには独自のアートワークと未発表のボーナストラックが付属しており、さらにエリック・ムケからの直筆メッセージが添えられている。NFT保有者はコンサートへの入場や未発表の楽曲、フィジカルアイテムなどのさまざまな特典を受けることができる。

米音楽フェスのコーチェラ、VIPパス、またホルダー限定の限定グッズ

音楽イベントのCoachella（コーチェラ）が、OpenSeaとの提携によって制作されたNFTコレクション「Coachella Keepsakes」を発表した。このNFTコレクションは、フェス限定VIPエリアへのアクセスパス、またホルダー限定の限定グッズとして機能する。

スティーブアオキのNFT活用事例

世界的に有名なDJスティーブ・アオキが、待望の8thアルバム「HiROQUEST 2: Double Helix」をリリース。

限定曲やNFTトレーディングカード（合計12枚、”その内4枚は超レア”）などが提供される。またアルバムのプロモーションの一環として、さまざまな「クエスト」を用意されていた。イベント参加者はバーチャル・プロモーション・カード（NFT）を収集し、ライブ・パフォーマンスを楽しんだり、スティーブ・アオキと交流できるという特典付き。

スヌープドッグ 限定品やVIP特典など

Snoop Dogg（スヌープドッグ）は、有名なアメリカのラッパー、シンガー、ソングライター、俳優、レコードプロデューサー、メディアパーソナリティ、そしてビジネスマン。

最新のNFTでは舞台裏の垣間見、限定商品、厳選されたアートドロップ、および、**全パスポート所有者にエアドロップされるNFTアートワークのコレクション「Snoop Selects」**へのアクセスが含まれた。 

【海外】NFT×アート：活用事例

クリスタキム NFTアート展示会

ロンドン・デジタル・アート・ウィーク期間中、著名なアーティストであるKrista Kimクリスタ・キムの1日限りのデジタルアート展「Continuumコンティニュアム」がOuternet Londonアウターネット・ロンドンで開催された。

「Continuumコンティニュアム」は、10種類のユニークなNFTで構成されており、これまでにダボス世界経済フォーラムやGateway Miamiゲートウェイ・マイアミなど世界各地で展示されてきた。

アゴリア NFTオークション

オルセー美術館をレイブに変貌させたフランス人DJ/プロデューサーのAgoria（アゴリア）が、また新たな一歩を踏み出す。

Agoriaと協力者のJohan Lescureは、オルセー美術館との提携のもと、ショーケースを訪れた人々の生体データから得られた5つの「1/1アート作品」をTezosでオークションにかけられた。

バンクシーの作品を断片所有できるNFT

ドバイ・ギャラリーとの初コラボレーションを正式発表したアート・プラットフォームの10101.artにおいて、バンクシーの作品Turf War（ターフ・ウォー）の販売が開始された。

この作品は、2003年に名高いアーティストの初の大規模な展示を記念して名付けられ、NFTを含むトークン化されたデジタル技術を利用して作品の一部（断片）として購入できる。

ゴッホのレプリカ作品がNFTで販売される

ゴッホの象徴的な作品『寝室』と『ひまわり』を模倣（レプリカ）した2つのNFTが、合計250万ドルの売上を達成した。

1つ目のNFTは、ゴッホの1889年の傑作『寝室（The Bedroom）』からインスピレーションを得ており、フランスのアルルに住んでいた時代の自室にあるベッド、椅子、寝室の家具が特徴の作品だ。

CryptoSlam（クリプトスラム）によると、販売額は約35BTC（約128万ドル）、2日前には同じNFTが約10BTCで販売されたことが明らかになった。注目すべきは、6か月前にはわずか0.0041BTC（約110ドル）で取引されていたことである。

同じ時期に、南フランス・アルルで描かれたゴッホの有名な作品である『ひまわり（Sunflowers）』からインスピレーションを得た2番目のNFTは、数時間前に36BTC（約131万ドル）で売却。（このNFTは、2日前には22BTC（約80万ドル）で落札されていた）

【海外】NFT×有名人：活用事例

香港の映画監督チャウシンチー NFTコレクション

映画監督のチャウ・シンチー（Stephen Chow）氏がリリースしたNFTコレクション「Nobody（ノーバディ）」が、わずか1週間でのローンチにも関わらず、取引高2.5億ドル（約370億円）を超える驚異的な成果を挙げた。

トランプ氏をテーマにしたNFT

トランプ前大統領をテーマにしたNFTアートが高騰している。

NFTだけでなく、ミームコイン（政治家や文化人を稚拙な絵とワザとスペルミスで表現）も同様に盛り上がっている。。ジョー・バイデン大統領をユーモラスに取り上げた、Jeo Boden ($BODEN)は、3月4日にローンチして以来、現在時価総額2690万ドル、13万％近く上昇した。

【海外】NFT×メタバース：活用事例

ディセントラランド

ディセントラランド（Decentraland）のメタバース内で、バーチャル・ミュージシャンがフェスを盛り上げてくれる。参加者はパフォーマンス（80数以上）、音楽ゲーム（15種以上）を体験することがでる。

メンタルヘルス 禅クエスト

非営利の学術医療センターであるCleveland Clinicクリーブランド・クリニックが、メンタルヘルスの健康促進に焦点を当てたメタバースへの取り組みを発表した。

「Zen Quest禅 クエスト」と名付けられたこの取り組みは、すでにRobloxロボックスのプラットフォーム上で利用可能で、ゲーム要素とマインドフルネス技術を組み合わせている。

この「Zen Quest禅 クエスト」では、ビジュアル、サウンド、インタラクティブな機能が組み込まれており、ユーザーは瞑想的な体験を楽しめる。また、アファーメーション（人生をより良いものにするための手法）を学んだり、芸術作品を鑑賞したり、穏やかな風景を探検することができる。

ネットフリックス メタバース

ネットフリックスが、人気ゲームプラットフォーム「Robloxロブロックス」に、メタバース「Nextworldネクストワールド」を立ち上げた。

「Nextworldネクストワールド」は2024年5月9日に公開され、インタラクティブなアクティビティや共有空間を通じて、ネットフリックスの動画を楽しめるようになっている。

このメタバースでは、ネットフリックスの番組に基づいた「ミニ・ゲーム」に参加できる。例えば、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に触発された脱出ゲームや、「Rebel Moonレベル ムーン」に基づいた戦闘ゲームなどがある。

さらに、ネットフリックスの様々な作品の人気キャラクターも「ネクストワールド」に登場する。「ストレンジャー・シングス」のダスティンや、アニメ「ONE PIECEワンピース」のルフィ、「レベルムーン」のジミーなどがサポートしてくれる。

ポリス メタバースを立ち上げる

イタリアのファッションブランド、ポリスは、ファンが商品を探索し、報酬を獲得し、デザインを共同制作できるバーチャルワールド「Audacity Landオーダシティ・ランド」を立ち上げた。

このメタバースでは、消費者がブランドとつながり、商品やサービスをより没入的に体験できることを目指している。

仮想空間に入ると、ユーザーは中央ハブの「Plaza」に到着する。ここから、「The Enchanting Suiteエンチャンティング スイート」（ポリスのフレグランスを紹介するエリア）、「The Timeless Spaceタイムレス スペース」（ジュエリーや時計を展示するエリア）、そして「The Visionary Floorヴィジョナリー フロア」（アイウェアを探索するエリア）という3つの異なる環境へとつながるポータルが設置されている。

【海外】NFT×ゲーム：活用事例

BitBoy One ゲームで遊びながらビットコインを稼ぐ

Ordz Games（オルツ・ゲームス）は、香港の「Web3 Gaming Expo」で、懐かしさと現代のブロックチェーン技術を組み合わせた「BitBoy One（ビットボーイ ワン）」を発表した。

この新しいデバイスは、ゲームを楽しみながらビットコインを獲得できるものだ。BitBoy One（ビットボーイ ワン）は、1989年に任天堂が発売したゲームボーイからインスピレーションを得ており、目を引くオレンジ色の外観が特徴だ。同時に、最新のブロックチェーン技術を採用しており、古き良きゲームの楽しみと未来のゲーム体験を両立させている。

さらに、BitBoy One（ビットボーイ ワン）は、ゲームをプレイするユーザーに報酬を提供する独自のマイニング機能を搭載している。また、堅牢なプロセッサと3.45インチのディスプレイを備え、32GBのストレージと6時間のバッテリー駆動時間を持ち、NFC（近距離無線通信）にも対応している。更に、各ユニットにはビットコインブロックチェーンに記録された正確な3Dモデルであるデジタルツインが付属している。

BitBoy One（ビットボーイ ワン）は、卓越したゲーム機能に加えて、安全なハードウェア・ウォレットとしての役割も果たす。主要なビットコイン・ウォレット・アプリケーションとの互換性があるため、ユーザーはデジタル資産を直接管理することができる。

Ordz Games（オルツ・ゲームス）は、4月11日に開催される、パリ・ブロックチェーン・ウィークで「BitBoy One」を展示する予定だ。

【海外】NFT×ファッション：活用事例

ルイヴィトン ファレル・ウィリアムスがデザインしたジャケット発売

高級ファッションブランドである、ルイ・ヴィトンが、「Varsity Blousonバーシティ ブルゾン」ジャケットを発表し、NFTの世界に戻ってきた。ファレル・ウィリアムスがデザインしたカーフレザーの限定ジャケットは、2024年秋冬メンズのランウェイで披露された。

このジャケットは「Treasure Trunkトレジャー・トランク」の保有者だけが入手することができる。イーサリアムのブロックチェーン上で鋳造されたNFTとして、物理的にもデジタル的の両方に存在するというもの。（保有者は2024年11月に物理的なバージョンを請求できるようになる）

このジャケットは、イーサリアム・ブロックチェーン上で鋳造されたNFTとして物理的にもデジタル的にも存在する。（所有者は2024年11月から物理版を請求できるようになる）

OpenSeaオープンシー公式ページによると、このジャケットの供給は最大200個となる。（価格は約8,400ドル）  

メゾン・マルジェラ メタバース用ブーツ発売

ファッションブランドのMaison Margielaメゾン マルジェラは、デジタル・ファッション・プラットフォーム「The Fabricantザ ファブリカント」と共同で、待望のMetaTABIメタ・タビNFTブーツの一般販売を開始した。

4月16日の先行販売に続き、誰でもMetaTABIメタ・タビブーツのデジタル版を入手できるようになった。ホワイトとブラックの2種類があり、価格はそれぞれ2.5ETHと0.185ETHである。

ホワイトバージョンを購入した人には、手作りの金箔が散りばめられた茶色のスエードのハンドメイドMetaTABIメタ・タビブーツの限定版が贈られる。一方、ブラックバージョンを購入した人には、所持者の暗号ウォレット番号が刻印されたカスタマイズされたブラックのレザー・ウォレットがプレゼントされる。

【海外】NFT×映画：活用事例

Reactor Motors NFTに触発された長編映画の制作を始動

フランスの映画監督ピエール・モレル氏が、NFTに触発された長編映画の制作を始動する。クリーンエネルギーとハイステークス・レースの領域における革新と企業との対立が描かれる。

「ザ・ガンマン」などで知られるフランス人映画監督のピエール・モレル氏が、新プロジェクトの指揮を執ることになった。Reactor Motors（リアクター・モーターズ）と題されたこの映画は、アブストラクト・エンターテインメントのマイク・バンドリーとバリー・レヴィーン、そしてセンティエント・エンターテインメントのレニー・タブが参加する。

「どんな手を使ってでもレイキウム・エンジンを手に入れようする、躍起になっているエネルギー複合企業の注目を集め、技術革新、企業間の対立、そしてハイステークス（博打）レースという、手に汗握るストーリーへとつながっていく」

2022年に登場した「Reactor Motors」NFTコレクションは、イーサリアム上でミントされた8,888台のスーパーカーで構成されている。レイキウムクリスタル、インテリアカラーデザイン、コンテナカラーデザイン、その他様々な属性を備えている。現在ベータ版のメタバース・レーシングゲーム「Reactor Raceway」でプレイすることができる。

モレル監督の次回作を前に、リアクターカーNFTの「Yシリーズ」が第2四半期に発表される予定だ。

タランティーノ シークレットNFT販売

タランティーノ監督の映画『パルプ・フィクション』に登場する「Royale with Cheese（ロイヤル・ウィズ・チーズ）」のNFTが110万ドルでファンに売却された

【海外】NFT×ワイン：活用事例

シャトーデスクラン 「ガリュス」の樽をNFTとして発売

有名なロゼワインのワイナリー、Chateau d’Esclansシャトー・デスクランが、評判の高い「ガリュス」の樽をNFTとして発売する。

「ガリュス」は”地球上で最高峰のロゼワイン”と賞賛されており、ワインとスピリッツの愛好家向けのNFTマーケットプレイス「BlockBar」で発売される初めてのロゼワインである。

このNFTを購入する人は、150ℓに相当するクォーターバレル（1/4樽）を購入し、好みのボトルサイズ（750ml〜6L）を選ぶことができる。

NFTの開始価格は7.59ETH（約20,000ドル）であり、イーサリアム上で発行される。NFT保有者は2024年11月から「物理的なボトルと引き換える権利」を得ることができる。さらに、NFTホルダーにはシャトー・デスクランの創設者であるサシャ・リシーヌ氏、または副社長ポール・シュバリエ氏による招待という特典が用意されている。

【海外】NFT×自動車：活用事例

メルセデスベンツ NFTコレクション

メルセデス・ベンツのWeb3部門「NXT」は、新しいNFTコレクション「The Era of Technology」を近日中に発売することを発表した。

このコレクションは、前回の「NXT Icons」のコンセプトを引き継ぎ、2000年から2017年までのメルセデス・ベンツの象徴的デザインをデジタルで再解釈することを目的としている。

新しいNFTコレクションは全部で780個あり、各NFTの価格は0.08ETH（約38,798円）、前回のコレクションの所有者は、鋳造価格から15％から30％の割引を受けることができる。

【海外】NFT×アニメ：活用事例

Pudgy Penguins トレーディングカード発売

Pudgy Penguinsパジーペンギンが、Web3（NFT）トレーディング・カードゲームを発売する。NFTを保有すると、ゲーム内でエントリーすることができる。選ばれたペンギンは、さまざまな形で紹介され、最終的には「Enter the Huddleエンター ザ ハドゥル」で展示される。また、デジタルカード以外にもフィジカルカード（特別版を含む）がある。

TVアニメのシンプソンズに連動したNFT

海外TVアニメの「ザ・シンプソンズ（The Simpsons）」にインスパイアされたNFTコレクション、「スプリングフィールド・パンクス（The Springfield Punks）」が、販売開始から24時間以内に1万枚の売上を突破し、売上金額は250万ドルを超えた。

これを機に、スプリングフィールド・パンクスはOpenSea（オープンシー）における「主要な取引資産」と見なされるようになった。 また特筆すべきは、最近のシンプソン・エピソードが『スプリングフィールド・パンクス』の売上増に貢献したということである。

「ツリーハウス・オブ・ホラー（The ‘Treehouse of Horror’）のTVエピソードでは、シンプソン一家が小宇宙と呼ばれる架空のメタバースで繰り広げる冒険が描かれいて、「スプリングフィールド・パンクス」のNFTコレクションが最新エピソードと繋がっていたため、NFTコレクションは、TV放送と同時に完売した。

【海外】NFT×記念品：活用事例

ガーナ共和国 国王戴冠25周年を記念したNFT切手発売

ガーナ共和国の国営郵便であるGhana Postガーナ・ポストは、オトゥムフオ・オセイ・ツツ2世陛下の戴冠25周年を記念して、切手とNFTを組み合わせた記念切手セット『Crypto Stampクリプト スタンプ』を発売した。

このコレクションは、マンハイア宮殿と通信省の協力により、国王の四半世紀にわたるガーナの発展と文化への貢献を称えるためにデザインされた。

このシリーズは、7200枚の切手で構成されており、価格はそれぞれ250GH₵ガーナ・セディである。切手にはNFC（近距離無線通信）技術が搭載されており、所有者はNFTバージョンの切手にもアクセスできる。

【海外】NFT×オークションハウス：活用事例

クリスティーズ ビットコインNFTオークション

オークションハウスのクリスティーズは、初のビットコインベースの非代替トークン（NFT）オークションを発表した。

クリスティーズは、「ZK Shark」によるユニークなアートワークをフィーチャーした初のビットコインベースのNFTオークション「Ordinal Maxi Biz（OMB）」を発表した。入札者はUSD・BTCで参加でき、1ロットの収益は慈善団体に寄付される。

サザビーズ 「Natively Digital」コレクション

Sotheby’s（サザビーズ）の「Natively Digital」コレクションから、アナ・マリア・カバジェロによる詩『Cord（コード）』がオンラインオークションで初めて紹介された。

【海外】NFT×金融・資金調達：活用事例

Asia Broadband ゴールドを裏付けとするNFTコレクション

Asia Broadband（アジア・ブロードバンド）は金鉱運営チームである。暗号通貨$AABBのクリエーターでもある同社は、金を裏付けとしたNFTコレクション「Golden Rascals」をソラナ上でローンチした。

このNFTコレクションは、アジア・ブロードバンドが、イーサリアム上で初めてゴールドを裏付けとするNFTコレクション「Golden Baboons Mining Club」を昨年に発表したのに続く。各NFTは1/2gの金で裏打ちされ、希少価値のあるNFTは1ozの金で裏打ちされる。

Fabrica トークン化された不動産を裏付けとするローンを展開

NFTを活用した革新的な不動産管理プラットフォームであるFabrica（ファブリカ）は、アリゾナ州サンバレーでの画期的なブロックチェーン対応の不動産取引を促進したことで注目されている。

【海外】NFT×その他：活用事例

SunContract ソーラーパネルNFTマーケットプレイス

SunContractが、画期的なソーラーパネルNFTマーケットプレイスをローンチする。各パネルはNFTであり、革新的なユーティリティトークンで再生可能エネルギーへのアクセスを民主化するというもの。

各ソーラーパネルNFTからのエネルギー生産は、保有者に代わって自動的に販売され、その結果得られた収益はSNCユーティリティートークンの形で直接保有者のウォレットに入金される。

これらのトークンは、追加NFTの購入、サポート対象国での手形の支払い、マーケットプレイスで直接利用できる各種サービスの利用など、さまざまな選択肢を保有者に提供している。また、保有者はトークンを清算することもできる。

トークン保有者は、スマートフォンのアプリで「個人発電所」のエネルギー出力を管理することができ、いつでもSunContract専用マーケットプレイスでソーラーリンクNFTの売却を選択することができる。

NFTは10年の寿命を持つように設計されており、その後は収益を生まなくなるが、将来的にサンコントラクトのプロジェクトから得られる可能性のある利益や権利のために保有者のウォレットに残る。

近い将来、新機能が導入され、NFT保有者はサンコントラクトがエネルギー許認可を保有する国で発電したエネルギーを利用できるようになる。当初、この機能はスロベニア、クロアチア、エストニアで展開され、今後さらに多くの国に拡大される予定だ。