大人気NetflixドラマのBlack Mirrorが、デジタル・アイテムと「Smile Club」プロジェクトを導入して、世界観を広げる。
アニモカ・ブランドがBanijay Brandsと共同開発したこの計画は、Black Mirrorのエピソード「Nosedive」から着想を得たもので、ソーシャル・スコアリングとデジタル・アイデンティティをテーマにしている。
このプロジェクトは、Black Mirrorをメタバースへと進出させる重要な役割を果たし、ファンに対してインタラクティブかつ没入感を楽しんでもらえるようにするものだ。
Smile Club（スマイルクラブ）では、参加者が電子キャラクターの制作、クエストへの参加など、ブラック・ミラーを彷彿するソーシャル・スコアリング・システムを体感できるプラットフォームとして作られている。
このプロジェクトでは、デジタルコレクションとドラマの物語を融合して、プラットフォームと参加者が相互に影響を与えることを目指している。プロジェクトの開発には、ピクセリンクス、アニモカ・ブランズ、バニジェイ・ブランズが参加している。このコラボレーションは、ブラック・ミラーとデジタルカルチャーの架け橋となることを目指す。
スマイル・クラブは、ディクソン、デッドマウス5、リッチー・ホーティン、ヤット・シウ、ジェシー・ポラックなどの著名人がタイムズスクエアに登場するキャンペーンを通じて一般に紹介された。
スマイル・クラブ参加者は、ソーシャル・チャレンジ、パズル、クエストを体験することができる。アーリーアダプターにはポイントシステムを通じてインセンティブが提供される。早期にキャラクターをミントすることで、エコシステム内での高い社会的地位と限定的な報酬を得ることができる。積極的な参加とエンゲージメントが重要だ。
スマイル・クラブの特徴は、トランスメディアとコミュニティ・コラボレーションを組み合わせたストーリーテリング手法だ。BasedAFが制作したパイロット・エピソードは、コミュニティの参加次第で展開するライブ・エピソードの可能性を示している。このインタラクティブなモデルは、物語の新たな展開を生み出し、ダイナミックで参加型のストーリー体験を提供する。
スマイルクラブへの参加希望者は、キャラクターをミントを通してデジタル体験ができる。スマイルクラブには段階的なアクセスシステムを提供しており、「スマイル・パス」所有者は体験と報酬システムにフルアクセスができる。パスを持っていない人は基本的な参加のために無料スマイルIDに登録が可能だ。
スマイルクラブは、参加者のキャラクターと社会的ステータスを反映した最初のコレクターアイテムがベースとなっており、プロジェクトの様々な要素に参加するにつれて進化していく。ブラック・ミラーファンやデジタル・カルチャー愛好家を招くことで、物語上のフィクションとデジタルの交差点を探求する。
ブラック・ミラーの世界をメタバースへと拡張するだけでなく、エンターテインメントと現実の境界線を曖昧にする。また、参加者が自身のデジタル行動やアイデンティティの意味を改めて考えさえるものとなる。
