2024年2月27日、Magic EdenとBAYCを手掛けるYuga Labs（ユガラボ）が、新しいNFTマーケットプレイスを発表した。Ethereumを基盤としており、クリエイターのロイヤルティに重点を置いている。
プロジェクトの発端は「クリエイターに適切な報酬を与える方法についての議論から生まれたもの」であり、デジタルアーティストのニーズに焦点を当てた新しいプラットフォームとなる。この発表は、Magic EdenがX（ツイッター）で動画を共有したことで、SNS上で波紋を広げた。
この動画では、BAYCとMagic Edenのキャラクターが結集する様子が描かれており、マーケットプレイスの発表日が明らかにされた。この投稿は、瞬く間にコミュニティの注目を集め、約50万回の視聴、4,000件の「いいね」、1,000件以上のシェアを集めた。
このプラットフォームで最初にリリースされるコレクションは「Okay Dogs」で、10,000匹のアニメ犬が特徴だ。
オプションのロイヤルティへの移行は、デジタルアーティストの間で不満を引き起こしたことがプラットフォームの課題だった。Web3の利点に疑問を持ち始めた一部の人々はWeb2に戻ることさえも考え始めたが、この問題に対処するため、Magic EdenやYuga Labsを含むWeb3のためのOpen Metaverse Alliance（OMA3）が設立された。
OMA3は、クリエイターを支援し、ロイヤルティを標準化する方法を探り、デジタルアートコミュニティをWeb3エコシステム内に維持することを目指している。
この開発にはNFTコミュニティから大きな関心が集まっており、デジタル領域でのクリエイターをサポートすることにつながる新たな基準になると、期待されている。
