2024-12-15マーケット

BlackRock、アルトコインへの道を閉ざす：「ビットコインとイーサリアムのみ」

スポット型ビットコインETFとイーサリアムETFの承認に続き、他のアルトコインのETFも承認されると期待されている。

Jay Jacobs氏は、他のアルトコインETFを立ち上げるのではなく、ビットコインとイーサリアムのETFに集中すると述べた。同氏は、ビットコインとイーサリアムの探索は始まったばかりであり、BTCとETHへの関心はまだ「氷山の一角」に過ぎないと指摘している。

「ビットコイン、特にイーサリアムに関して言えば、私たちはまだ氷山の一角に過ぎない。
当社のクライアントのごく一部しかIBIT（ビットコインETF）とETHA（イーサリアムETF）を保有していない。
そのため、新しいアルトコインETFを立ち上げるのではなく、BTCとETHに注力するつもりだ」と述べた。

段階的なアプローチが評価される一方で

多くの投資家は、BlackRockがさらなる暗号資産ETFを立ち上げない方針を支持している。一部のユーザーは、ETFに関しては段階的なアプローチが適切であり、新たなETFを早期に立ち上げると市場の変動性が増すだけだとコメントしている。

現在、米国ではソラナ（SOL）とXRPのETFが2025年末までに承認される見込みがある。

まとめ

BlackRockは、アルトコインETFの展開を抑制し、ビットコインとイーサリアムに集中することで、着実な成長を目指している。この方針は、仮想通貨市場のボラティリティを抑え、投資家に対する信頼を構築するための一歩と考えられる。

用語説明

• ETF（上場投資信託）
  特定の資産や市場に連動する投資商品。株式市場で取引可能。仮想通貨ETFはその対象を暗号資産とする。
• ボラティリティ
  市場価格の変動率を表す指標。高いとリスクが大きいことを意味する。

注意書き：仮想通貨の取引はリスクが伴い、当記事は投資のアドバイスを目的としたものではない。当サイトでは一切の責任を負わないため、自己責任において行ってほしい。

参考元：Bitcoinsistemi