Flamingo Finance、2025年のロードマップを公開:OrderBook+ 2.0とFLOCKSに注力

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Flamingo Finance、2025年のロードマップを公開:OrderBook+ 2.0とFLOCKSに注力

Flamingo Financeは公式Discordサーバー上で、2025年に向けた主な注力領域を発表した。その中心となるのが、分散型取引プロトコル「OrderBook+ 2.0」と、進化したステーキングトークン「FLOCKS」だ。

OrderBook+ 2.0の概要

OrderBook+ 2.0は、ブロックチェーン技術を活用したブロックベースのオーダーブックであり、自動マーケットメーカー(AMM)と指値注文を組み合わせてスプレッドを抑えた分散型取引を提供する。このプロジェクトは、Flamingo Financeの基盤であるNeo N3ネットワークを中心に展開されている。

現在、OrderBook+ 2.0ではFLM、fUSDT、fWBTC、GASなどのトークン取引が可能であり、テスト目的でさまざまな価格帯のトークンペアを追加する予定だ。これにより、多様な市場条件下での取引シナリオを検証する。

開発チームは、2024年の年末までにスマートコントラクトの安定性を最優先に確認し、クリティカルなバグがなければ2025年1月にユーザーインターフェース(UI)の最終調整を行う。その後、OrderBook+ 2.0のメインネット(MainNet)アップグレードをリリースする計画である。

FLOCKS計画

FLOCKSトークンは、2022年にローンチされたFLUNDの進化版だ。FLUNDは単方向ステーキング機能として、日々のFLM報酬やDeFiプラットフォームの手数料収益の一部を受け取る仕組みだった。しかし、短期的な取引が多く見られたため、Flamingoは2022年末に退出手数料を0.5%から2%に引き上げた経緯がある。

新たなFLOCKSでは、プラットフォーム活動から得られる収益を配当として長期保有者に分配することで、保有のインセンティブをさらに強化する。また、ガバナンス機能が統合された後には、トークンベースの投票権も提供される予定だ。

現在、FLOCKSのスマートコントラクトはNeo N3 TestNetで稼働しており、UIへの統合が進行中である。重大なバグがなければ、2025年1月にプラットフォーム上でリリースされる計画だ。

まとめ

Flamingo Financeは、OrderBook+ 2.0とFLOCKSの実装を通じて、分散型取引と長期保有者向けのエコシステムをさらに強化しようとしている。これらの取り組みは、分散型金融(DeFi)プラットフォームの成長を目指す重要なマイルストーンとなるだろう。

用語説明

  • OrderBook+ 2.0: 自動マーケットメーカー(AMM)と指値注文を組み合わせた分散型取引プロトコル。
  • FLOCKS: FLUNDの進化版で、長期保有者に収益を分配するステーキングトークン。
  • Neo N3: Neoブロックチェーンの第3世代ネットワーク。

注意書き:仮想通貨の取引はリスクが伴い、当記事は投資のアドバイスを目的としたものではない。当サイトでは一切の責任を負わないので、自己責任において行うこと。

参考元:Neo News Today

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2025-01-05DeFi$FLM

Posted by AKIRA YAMAMOTO