Bitbaseの暗号資産ATMがアルゼンチン・コルドバのオフィスに設置され、利用者が仮想通貨の購入と売却を体験している様子。
Bitbaseがアルゼンチンで新たな暗号資産ATMを設置。初心者にも優しい操作性と専門サポートを提供

Bitbase、アルゼンチンで暗号資産ATMネットワークを拡大

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Bitbase、アルゼンチンで暗号資産ATMネットワークを拡大

Bitbase(スペイン拠点の暗号資産ATM運営企業)が、アルゼンチンでのネットワーク拡大を計画している。同国では暗号資産の人気が急上昇しており、同社はこの機会を活かして事業を拡大する意向だ。Bitbaseは昨年、アルゼンチンで最初のATMを設置しており、2025年までにさらに多くのATMを設置する計画を発表した。

アルゼンチン市場への展望

アルゼンチン経済の回復と投資に優しい政策が、暗号資産企業の参入を促進している。Bitbaseは、複数の都市で新しいATMを設置し、事業拡大を目指すことを発表した。

同社は世界で130台以上のATMを運営し、400万人以上のユーザーを抱える。昨年にはブエノスアイレスに最初のATMを設置し、アルゼンチン市場に進出している。

新しい展開とATMの設置計画

BitbaseアルゼンチンのCEOであるナディア・カラビン(Nadia Karabin)は、新しいATMの設置について次のように述べた。

「ブエノスアイレスを含む複数の都市や州で、今後いくつかのATMを設置する予定だ」。

次のATMはコルドバ州の新しいオフィスに設置される予定であり、アルゼンチン国内の幅広い地域にサービスを展開する計画である。

暗号資産初心者向けサービスの提供

Bitbaseは暗号資産初心者向けのサービスを重視している。同社のATMは、ユーザーが暗号資産との最初の接点を持つ「完璧なゲートウェイ」として機能し、安全かつ信頼できる方法で暗号資産を購入・販売する手段を提供する。

カラビンは次のように述べた。
「暗号資産に詳しくない人々にとって、当社のATMは業界に触れる最初のステップであり、他国でも実績のある専門家がサポートする」。

双方向型ATMと機能性

BitbaseのATMは双方向型であり、ユーザーは暗号資産を購入するだけでなく、暗号資産を売却して法定通貨に交換することもできる。この機能により、ATMの利便性がさらに高まる。

さらに、ATMを使用するメリットの一つとして、購入に関する情報を地元の当局に報告する必要がない点が挙げられる。購入した暗号資産は、コールドウォレットやセルフホステッドウォレット(自己管理型ウォレット)に送ることも可能だ。

カラビンは次のように述べている。
「当社は金融の自由を支持しており、ユーザーがATM自体から資産を自由に移動できるようにしている」。

ラテンアメリカ市場での拠点確立

Bitbaseは、ラテンアメリカ市場での拠点確立を目指しており、この動きは2022年のパラグアイでのオフィス開設に始まっている。同社は、アルゼンチンでの事業拡大をその重要な一環と位置づけている。

まとめ

Bitbaseはアルゼンチンにおける暗号資産ATMの設置を拡大し、ラテンアメリカ市場での地位を強化する計画だ。同社のATMは初心者にとって暗号資産の世界への入り口となるだけでなく、購入・売却機能やプライバシー保護など、幅広い機能を提供している。今後の展開に注目が集まる。

用語説明

  • 暗号資産ATM:暗号資産を購入・売却できる専用のATM。法定通貨との交換が可能。
  • コールドウォレット:オフライン環境で暗号資産を保管するウォレット。安全性が高い。
  • セルフホステッドウォレット:ユーザー自身が秘密鍵を管理するウォレット。取引所に依存しないため、資産の独立性が高い。

注意書き:仮想通貨の取引はリスクが伴い、当記事は投資のアドバイスを目的としたものではありません。当サイトでは一切の責任を負いませんので、自己責任において行ってください。

参考元:Bitcoin News

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Posted by AKIRA YAMAMOTO