「Chainlink、NYSE親会社ICEと提携しFX・貴金属データをオンチェーン化」
出典: https://cryptonews.net/news/blockchain/31414352/
参考元: coindesk.com
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ChainlinkがICEと提携、外国為替と貴金属のデータをブロックチェーンに提供
Chainlink(@chainlink)は、ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE、@ICE)と提携し、外国為替および貴金属の価格データをブロックチェーンネットワークに提供することを発表した。
このパートナーシップにより、ICEのコンソリデーテッドフィードがChainlinkデータストリームに追加される。コンソリデーテッドフィードとは、世界中の300以上の取引所や市場から収集されたデータセットである。このデータは、2,000以上のオンチェーンアプリケーション、金融機関、インフラプロバイダーにサービスを提供している。
ICEのデータを取り入れることで、Chainlinkは従来の資本市場の正確性と遅延の要件を満たす価格フィードを提供することを目指している。この基準は、トークン化された資産の新世代や、自動決済システム、その他の機関向けブロックチェーンアプリケーションをサポートする助けとなるだろう。
この動きは、大手銀行や資産運用会社が債券、商品、ファンドといった実世界の資産(RWA)をトークン化するという広範なトレンドに沿ったものである。
ICEのグローバルデータデリバリー担当副社長であるマウリサ・バウマンは、Chainlinkとのコラボレーションが「暗号アプリケーション向けの伝統的市場からの信頼できる構造化されたマルチ資産クラスデータ」を提供すると述べている。これは、ブロックチェーン経済を成長させるための重要なステップである。
Chainlink Labsのキャピタルマーケッツ担当社長であるフェルナンド・バスケスは、このコラボレーションが「統一された、グローバルにアクセス可能なオンチェーン金融システムへの重要なシフトを示している」とコメントした。そのシステムには、数百兆ドルの資産がトークン化に向かって進んでいるとのことである。
まとめ
ChainlinkがICEと提携し、外国為替や貴金属のデータをブロックチェーンに提供することが発表された。この提携により、正確な価格フィードが実現され、トークン化された資産の新世代や自動決済システムが発展することが期待される。両社の取り組みは、従来の金融市場とブロックチェーン技術の融合を進める重要な一歩となるだろう。
用語説明
- コンソリデーテッドフィード - 複数の取引所や市場からデータを集約した情報提供サービス。
- トークン化 - 物理的な資産や権利をブロックチェーン上でデジタル化するプロセス。
- オンチェーンアプリケーション - ブロックチェーン上で動作するアプリケーション。
- 資本市場 - 長期的な資金調達を目的とする市場。
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