Ethereumベースのゲーム「Kaidro」、Roninトークンを今週発売
Ethereumベースのゲーム「Kaidro」、Roninトークンを今週発売
アニメ風ロールプレイングゲーム「Kaidro: Clan Battles」の開発者は、今週、Ethereumのサイドチェーンネットワーク「Ronin」でトークンを発行することを発表した。供給量の35%がコミュニティ報酬に割り当てられ、これによりプレイ・トゥ・エアドロップ(プレイして報酬を受け取る)キャンペーンやその他のエンゲージメント報酬が可能となる。
Kaidroは、Gadget-Bot Productionsによる同名のウェブコミックシリーズを基にしている。その後、このシリーズはRPG「Kaidro: Clan Battles」として展開され、オーディオブックや、アニメシリーズ「Avatar: The Last Airbender」の作家Tim Hedrickとのコラボレーションによる新作アニメシリーズが予定されている。
2024年12月18日(水曜日)、KDRトークンの発行イベント(TGE)がRoninネットワーク上で行われる予定だ。すべてが順調に進めば、KDRトークンは中央集権型取引所のBitmartや、Roninの分散型取引所Katanaで取引が可能になる。
KDRトークンは、Kaidroユニバースの歴史の中で重要な瞬間を迎えることになる。このトークンは、将来的に数百万の観客にアクセス可能な世界の一部となり、Kaidroの$KDRは、トークンで支えられた知的財産がどのように活用できるかを先導する役割を果たすだろう。
トークンの詳細と配分
KDRトークンの総供給量は1億個で、そのうち35%がコミュニティ報酬に割り当てられる。このプロジェクトは、Kaidroのウェブコミックを読んだり、ゲームをプレイしたり、NFTを購入したりするなど、Kaidroとのインタラクションを通じて報酬を得ることができる予定だ。また、プレイ・トゥ・エアドロップキャンペーンが予定されている。
供給量の25%は投資家向けに、12%はチーム向けに割り当てられており、4年間にわたって3ヶ月ごとに解放される。また、11%は流動性のために、9%は戦略的アドバイザーに、4.5%はエコシステム開発支援のため、3.5%はマーケティング用に設定されている。
KDRトークンは、アニメシリーズ内での利用も予定されており、トークンを通じてアニメシリーズに影響を与えることができる可能性や、ボイスアクターとして参加できる機会がある。また、ゲーム内アイテムのアンロックや、ファンがグッズを購入したり、今後のプレイ・トゥ・エアドロップキャンペーンで報酬を得ることも可能だ。
今後の展開
トークンが発行されると、次は「Kaidro: Clan Battles」のクローズドベータが開始され、さらに「Kaidro: Pocket Game」という新たなタイトルの発表も予定されている。
まとめ
「Kaidro: Clan Battles」の開発者は、EthereumのサイドチェーンネットワークRonin上でKDRトークンを発行することを発表した。これにより、コミュニティ報酬やプレイ・トゥ・エアドロップキャンペーンなど、さまざまなエンゲージメントの機会が提供される。また、KDRトークンはアニメシリーズへの影響やゲーム内アイテムのアンロックなど、複数の利用方法が予定されている。
用語説明
- Roninネットワーク: Ethereumのサイドチェーンで、低手数料でトランザクションが可能なネットワーク。主にゲームやNFTプロジェクトで使用される。
- KDRトークン: Kaidroのゲームやアニメで使用されるトークン。ユーザーはこれを通じて報酬を得たり、アニメやゲーム内で特典を受け取ることができる。
- TGE (Token Generation Event): トークンの発行イベント。新たに発行されるトークンがユーザーに提供される時期。
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参考元:decrypt.co