インドネシアの”自撮り男”、MemecoinとNFTのハイブリッド・プロジェクトで再び金字塔を打ち立てる

2022年、自撮り写真をNFTとしてミントしたことで知られる、スルタン・グスタフ・アル・ゴザリ氏が、約200万ドルを調達するミームコイン・プロジェクトとともに舞い戻った。

自撮り写真を代替不可能なトークン(NFT)として販売するという、儲かる事業で話題になったインドネシアの学生が、新たな計画を携えて戻ってきた―ミームコインとNFTのハイブリッド・プロジェクトで、すでに約200万ドルの資金を集めている。

若き「起業家」であるスルタン・グスタフ・アル・ゴザリ氏は、5年間にわたって撮影した1,000枚の自撮り写真をNFTとして鋳造し、広く注目を集めた。 「Ghozali Everyday」と名付けられたコレクションは、当初、OpenSeaで各3ドルの価格だったが、とたんに価値が315 ETH (当時の1,041,325ドルに相当) まで値上がりした。

当初の成功の後、ゴザリは脚光を浴びることから身を引いたようで、自分の自撮り写真がもたらした経済的成功を認めていたにもかかわらず、インターネット上に拡散したことに遺憾の意を表明した。 

ゴザリ氏は2023年8月、『6年間毎日自撮りをするというのは、これまで思いついた中で最も愚かなアイデアだが、幸いにも、それでお金を稼ぐことができる」とX(ツイッター)の投稿でシェアした。

それにもかかわらず、経済的チャンスが原動力となったようだ。3月22日、ソーシャルメディアに復帰し、Baseブロックチェーン上のミームコインとNFTのハイブリッド・プロジェクトである「Ghozali Everyday」の第2フェーズの立ち上げを発表した。

ERC404エコシステム内で動作するこれらのNFTは、2022年から2023年の卒業式までに撮影されたゴザリの自撮り写真を展示しており、最初のNFTの所有者へのエアドロップが約束されている。

発表以来、ゴザリのプロジェクトのプレセールは、すでに528.59 ETH (1,940,396ドルに相当) を獲得している。

ゴザリはソーシャルメディアで共有されたビデオで、有益性を約束して保有者をからかっているが、具体的な詳細は今のところ明らかにされていない。

NFT市場の最盛期に参入したにもかかわらず、ゴザリはコミュニティから関心を集め続けている。しかし、NFTの売上が記録的なものとなり、今年が好調なスタートを切ったことも関心を集めた要因のひとつだろう。つい数日前には、帽子をかぶった柴犬の写真を使ったNFTが430万ドルという驚異的な値をつけた。

注目すべきは、イーサリアム・ソラナ・ビットコインがここ数カ月で値を上げていることで、2023年の低迷期を経て市場が回復する可能性を示唆している。

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