NFTウォレットプラットフォームのメタマスク（MetaMask）が、NFT管理を強化する新機能を発表した。

新機能の1つは、MetaMaskウォレット内での『NFT-specific label（NFT固有のラベル）』、これにより、NFTの表示と転送が容易になり、NFTを管理するためのユーザー・インターフェースがより効率的になる。

これまで、メタマスク（MetaMask）ユーザーはNFTの取引要件に、他プラットフォーム（例：OpenSea）に依存していたが、新しいアップデートにより、NFTの管理と転送が簡単に行えるようになる。

さらに、ブラウザ拡張機能を使用して、ハードウェア・ウォレットや他の人に直接NFTを送信できるようになる。この新機能は安全かつトークンを管理するための簡単な方法である。転送時に詐欺リスクのある他のサードパーティのプラットフォームとは異なる点が特徴だ。

メタマスク（MetaMask）は、イノベーションとプロジェクトによって、Web3領域に大きな変化をもたらすことを計画しており、ブラウザ拡張機能内にERC-1155トークンの転送を統合する予定である。ERC-1155は、以前のERC-721と比較して高い適応性を持つトークン標準規格のことである。