海外TVアニメの「ザ・シンプソンズ（The Simpsons）」にインスパイアされたNFTコレクション、「スプリングフィールド・パンクス（The Springfield Punks）」が、販売開始から24時間以内に1万枚の売上を突破し、売上金額は250万ドルを超えた。

これを機に、スプリングフィールド・パンクスはOpenSea（オープンシー）における「主要な取引資産」と見なされるようになった。 また特筆すべきは、最近のシンプソン・エピソードが『スプリングフィールド・パンクス』の売上増に貢献したということである。

「ツリーハウス・オブ・ホラー（The ‘Treehouse of Horror’）のTVエピソードでは、シンプソン一家が小宇宙と呼ばれる架空のメタバースで繰り広げる冒険が描かれいて、「スプリングフィールド・パンクス」のNFTコレクションが最新エピソードと繋がっていたため、NFTコレクションは、TV放送と同時に完売した。

このコレクションは新規発行NFTをコレクターに無料で提供された。また、追加のNFTの価格はそれぞれ0.01ETH（19ドル）。しかし、スプリングフィールド・パンクスの基本価格は「0.0497ETH」に設定されており、24時間以内に0.4ETH（700ドル）に急上昇した。

スプリングフィールド・パンクス（Springfield Punks）の生みの親である「リノ・ルッソ（Rino Russo）」は、NFTスペースにおけるトップ・アーティストの一人となり、業界大手の「ベイシー（Bored Ape Yacht Club）」や「クリフトパンクス（CryptoPunks）」と肩を並べるようになった。

リノ・ルッソは1988年7月26日にイタリア・ベネベントで生まれのWebアーティスト。グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、コミック、アニメ、テレビシリーズ、スーパーヒーローのコレクターでもある。