CryptoPunksクリフトパンクスは、NFTの歴史を記した包括的な書籍「Free to Claimフリー・トゥ・クレーム」を発表した。この本は創設者たちの洞察を豊富に含み、象徴的なコレクションが紹介されている。2つのバージョンがあり、限定のサイン入りコピーも付いている。

800ページにわたるこの本は、CryptoPunksクリフトパンクスについて深く掘り下げており、Web3コミュニティの著名人が書いた用語、新語、略語、専門用語を含む辞書セクションがある。

さらに、パンクの画像、番号、タイプ、カラーパレット、属性、画像ハッシュを含む10,000個の「CryptoPunks」NFTをすべて掲載したカタログ・レゾネが含まれている。また、コミュニティの投稿、ツイート、創設者へのインタビューを含むインタビューのタイムラインも紹介されている。

“CryptoPunks: Free to Claim” Pre-Order is available now through May 15.

Let’s take a deeper look at some of the many sections of this historic anthology…🧵 pic.twitter.com/BBaikotfQM

— CryptoPunks (@cryptopunksnfts) April 19, 2024

この本は2つのバージョンで提供され、1つはクリプトパンクス・ホルダー専用の特注エッジプリント、もう1つは一般向けである。

CryptoPunksクリフトパンクスのクリエイターであるマット・ホール氏とジョン・ワトキンソン氏の直筆サイン入りコピーは、両バージョン合わせて240枚、合計480枚がランダムに配布される。

「Free to Claimフリー・トゥ・クレーム」（*無料請求）という名前にもかかわらず、この本の価格は100ドルで、暗号通貨での支払いも可能。予約注文は5月15日まで受け付け、今秋刊行・発送が開始される予定である。

2017年の発売以来、24×24ピクセルの象徴的な8ビットスタイルの肖像画で知られる「CryptoPunksクリフトパンクス」は、Web3領域で最も成功したプロジェクトの1つとして浮上した。特にNFT市場で最大級の売上を誇るコレクションである。

つい先月、「CryptoPunks #3100」が約1620万ドルで落札された。その2週間後には、「CryptoPunk #7804」が4,850ETH（1,640万ドル）で落札され、コレクション史上2番目に高い売上となった。

最も高額で取引されたのは2022年の「CryptoPunk #5822」で、2,370万ドルで落札された。このような取引は、市場の低迷にもかかわらず、コレクションの永続的な価値とコミュニティの関心が持続していることを示している。

CoinMarketCapコインマーケットキャップのデータによると、CryptoPunksクリフトパンクスはイーサリアムベースのNFTコレクションの中で歴代販売量で3位にランクされている。さらに、CryptoSlamクリプトスラムのデータによると、CryptoPunksクリフトパンクスはNFTコレクターの最高売上高のリストで上位7位を占めている。