ベルリンとナイロビに本部を置き、教育に重点を置く非営利団体のULTは、人間性とコミュニティの価値観を重視するデジタル収集プラットフォーム「UBUNATIONウブネーション」と協力し、NFTコレクションの発売開始した。

このNFTコレクションは、ナイロビの小学校建設のための資金を集め、多くの子供たちに教育の機会を提供することを目的としている。

1万個のPolygonポリゴンベースのNFTで構成されており、画家やパイロットなど、さまざまな職業の衣装を着たユニークな漫画風のライオンが描かれている。

NFTの保有者は、慈善活動への貢献だけでなく、VIP体験や交流会、限定商品の購入といった特典も受けることができる。また、この取り組みの一環として、ULTは毎月異なるサポーターを特別な賞品で表彰する。NFTはすでにUBUNATIONウブネーションで1つ20ドルで販売されている。

UBUNATIONウブネーションの創設者ハイサム・ハートマン氏は、次のように述べている。『私たちはナイロビの子供たちに夢を築き、明るい未来への道を開いている。テクノロジーと共感が組み合わさることで、私たちが何を達成できるかを示している。』

このような慈善活動のためにNFTを活用する取り組みは、ULTが初めてではない。最近では、RaribleラリブルとCelo-Foundationが協力し、環境保護プロジェクトに焦点を当てたNFTマーケットプレイス「Celosphereセロスフィア」を立ち上げている。また、FCバルセロナとPlastiksプラスティクスが協力し、動物をテーマにしたNFTコレクションを作成し、購入者が地球上の3,500万キログラムのプラスチック削減に貢献するプロジェクトもある。