Yuga Labsは、最近人気のNFTプロジェクトMoonbirdsを運営するPROOFの買収を完了した。Yuga LabsはBored Ape Yacht Club (BAYC)のような成功したNFTプロジェクトやメタバースであるOthersideの試みで知られるWeb3企業である。

2月16日のプレスリリースで詳述されたこの戦略的な動きは、Yuga LabsのWeb3エコシステムの拡大を意味し、Moonbirdsを2022年に4億5000万ドルの資金を調達した冒険ベースのメタバースであるOthersideに統合する。

Moonbirdsは現在、販売量によるNFTコレクションの歴代リストで14位にランクインしており、10億ドルを超える389,548.17ETHという大幅な販売量を誇っている。CoinMarketCapのデータによると、買収発表後、MoonbirdsはBAYCに次ぐ2位に急浮上した。直近24時間では、出来高で+121.59％、売上で+104.44％の大幅な上昇を記録した。

Moonbirdsのほかにも、ストーン、ルニック、レジェンダリーエッグなどのNFTでMoonbirdのエコシステムを拡張するMythics、ランダムな形質や特徴を持つNFTをフィーチャーしたMoonbirds Oddities、独特のアートコレクター体験ができるGrailsなど、PROOFのさまざまなプロパティが買収に含まれている。

具体的な買収金額はまだ公表されていないが、PROOFのチームはYuga Labs内の役割に移行することが確認されている。PROOFのCEO兼創設者であるケビン・ローズは、短い引き継ぎ期間の後、Yuga Labsのアドバイザーを務めます。

これは2023年7月のRoar Studiosの法人化に続くYuga Labsの2度目の買収であり、同社のメタバース「Otherside」の野心的な計画に沿った動きである。

2022年以来、OthersideはYuga Labsにとって重要な焦点となっており、対戦ゲームプレイと新しい環境の探索を含む2つの初期体験には11,000人以上の参加者が集まった。

2023年末までに、Othersideは「Otherdeeds」コレクションで年間最高のNFT土地売上を確保し、進化するメタバースランドスケープにおけるYuga Labsの地位をさらに強固なものにした。

ソース記事：cryptoflies