2024年におけるビットコインのXでの人気が65%増加
2024年におけるビットコインのXでの人気が65%増加
今年、イーロン・マスクのSNSサービスであるXでは、ビットコイン(BTC)に関連する投稿が1億4000万件を超え、暗号通貨に関するツイートが増加した。
ビットコインに関する言及は2024年の初めにピークを迎え、米国証券取引委員会(SEC)によってビットコイン現物ETF(上場投資信託)の承認が下りたタイミングと一致した。ウォールストリートの現物BTC ETFは、1,100億ドル以上の投資家資産を管理しており、これはビットコインの創設者であるサトシ・ナカモトに関連付けられた保有資産を上回る。
ビットコインに関する投稿は、1月のピークから年が進むにつれて減少したが、60,000ドルのラインや、ビットコインの供給量を制限するために4年ごとに行われるブロックチェーンの変更「半減期」をきっかけに、再度活発になった。
また、ビットコインが供給量の上限に近づいていることに関する議論も広がっており、11月には、ドナルド・トランプ次期大統領がアメリカを世界の暗号通貨の中心地にするという約束を発表したことがきっかけで、再度BTCに関する投稿が増加した。
12月初めには、Xでのビットコインに関する議論が現物BTC ETFの承認後のレベルに近づいた。ビットコインが初めて10万ドルを超えると、Xでの投稿は100万件を超え、心理的な6桁の壁を突破した。
クリスマスの翌日、ビットコインの価格は95,000ドルにまで落ち着き、サンタラリー(年末の株価上昇)も収束し、新年を迎える準備が整った。
まとめ
2024年、ビットコインに関するXでの会話は大きな成長を見せ、特に米国の現物BTC ETFの承認に伴い、ビットコイン関連の投稿が急増した。ビットコインはその価格と人気を維持し、特に11月から12月にかけて注目が集まった。今後、BTCがどのように市場に影響を与えるのかが注目される。
用語説明
- 現物BTC ETF: ビットコインの価格を追跡する上場投資信託。これにより、投資家はビットコインに直接投資することなく、ビットコイン市場に投資できるようになる。
- 半減期: ビットコインのブロック報酬が約4年ごとに半減する仕組み。供給量が制限され、ビットコインの価値が高まる要因となる。
- サンタラリー: 年末に株式市場や暗号通貨市場が上昇する現象。
注意書き:仮想通貨の取引はリスクが伴い、当記事は投資のアドバイスを目的としたものではありません。当サイトでは一切の責任を負いませんので、自己責任において行ってください。
参考元:crypto.news