BitmineがETH準備金構築を発表、株価は1週間で135倍に急騰
**Bitmine Immersion Technologies Inc.は、ここ数日で株価が急上昇し、2021年以来の高値を記録した。特に注目されているのが、同社による2億5000万ドル(約362億円 ※1ドル=145.19円換算)**の資金調達と、イーサリアム(ETH)準備金の構築という戦略的発表である。
目次
3,000%上昇の背景:ETHトレジャリー計画が始動
Bitmineは直近2日間で株価が2倍以上に上昇し、135ドル台に達した。これは、2021年4月以来の水準である。
急騰の直接的な要因は、以下の2点だ:
- 7月3日に完了した2億5000万ドルのプライベートプレースメント(非公開株式発行)
- その資金を活用して、ETH準備金(トレジャリー)を構築する計画の発表
この発表を受けて、市場ではBitmineが**「ETHトレジャリー銘柄」の先頭株**として注目を集めている。
$1から5へ:週単位での異常な上昇
Bitmineの株価は、もともとわずか1ドル前後だったが、今回のニュースを受けて1週間で135ドル以上まで上昇した。
これは単なる投機ではなく、企業がETHを財務資産として本格的に組み込む動きが、株式市場にも大きなインパクトを与え始めたことを示している。
トレンドの広がり:他企業も追随か?
Bitmineに続くかたちで、他の企業もETHやBTCなどの暗号資産を財務基盤に取り入れる動きが加速する可能性がある。
これにより、「マイニング企業」や「テクノロジー企業」が、単なる業務主体から「資産運用型企業」へと移行するトレンドが本格化するかもしれない。
まとめ
- Bitmine社が2億5000万ドルの資金調達を実施し、ETH準備金の構築を発表
- 株価は1週間で1ドル→135ドルへと急騰(3,000%以上)
- 同社は「ETHトレジャリー株」の先駆けと目されている
- 今後、他企業による暗号資産の財務戦略が広がる可能性あり
用語解説
- プライベートプレースメント:機関投資家などに限定して行われる非公開株式の発行。企業の迅速な資金調達手段。
- ETHトレジャリー:企業がイーサリアム(Ethereum)を長期保有資産(準備金)として公式に保持すること。
- 暗号資産関連株(クリプトストック):仮想通貨市場に関わる事業を展開する企業の株式。
注意事項
暗号資産関連企業への投資は価格変動リスクが高く、必ずしも通貨市場と連動しない。投資判断は慎重に行ってほしい。
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