2024年4月11日、SuperRareがNFTコレクション「No Brainers」をリリースする。GammaとKiller Acidとの共同制作による独自なアートを特徴とし、ビットコインの領域に踏み出す。
GMオーディナルというキャプションでX（ツイッター）に投稿されたこのリリースは、ビットコインを基盤とするローンチパッドとマーケットプレイスのGammaとのコラボレーションであり、アーティストのKiller Acidとの共同制作である。
No Brainers（ノー・ブレイナーズ）」と名付けられたNFTコレクションは、1-of-1の刻印が特徴だ。NFTの数や価格など、収録作品に関する詳細は明らかにされていないものの、SuperRareで2024年4月11日に発売予定であることが明らかにされた。
2018年の創業以来、イーサリアム上に構築されたSuperRareは、アーティストの厳選されたコミュニティ内で希少なデジタルアートの発行、収集、取引のプラットフォームとして機能してきた。
ビットコインの領域に踏み込むという決定は、急成長する市場の関心を反映している。イーサリアムが歴史的にNFTを支配してきたわけだが、ビットコインも有効な候補として浮上している模様だ。
実際、わずか1年前に導入されたビットコイン・オーディナルは、すでに目覚ましい成長を遂げている。2023年末には8億8100万ドルを超え、空前の売上高を達成した。また、最近のデータによると、ビットコインNFTは週間売上高で1億7200万ドルを超え、イーサリアムやソラナといった競合ブロックチェーンを圧倒している。
最近、ビットコインを使ったNFTの販売に成功した例が数多くある。例えば先月、Taproot Wizardsの「Quantum Cats」と題されたビットコインNFTコレクションは数分で完売し、総額1290万ドルを売り上げた。
同様に、サザビーズは先月、「ネイティブ・デジタル・ビットコイン・NFTセール」を開催し、様々なアーティストの作品を出品し、100万ドルを超える売上を達成した。12月には、オークションハウスが「BitcoinShrooms」で予想を上回る45万ドルを積み上げ、個々のNFTが見積もり価格の5～8倍の価格をつけた。
