第10回 リップルのニュース速報とSNSの反応を追跡する【Twitter・掲示板】

リップル(XRP)は、ニュースのたびに大きく価格が動く暗号資産である。
とりわけSEC裁判や銀行提携、ETF関連のニュースは投資家心理に直結し、SNSや掲示板では即座に反応が広がる。
本稿では、2025年8月時点での最新ニュースと、それに対するSNS・掲示板の声を整理する。
最新ニュース速報(2025年8月)
SECとの裁判終結
- 2025年8月8日、SECとRipple社は和解に合意し、1億2500万ドルの罰金支払いで訴訟を終結させた。
(出典:Reuters『SEC ends lawsuit against Ripple』, 2025-08-08 → reuters) - 8月22日には控訴審も正式に取り下げられ、訴訟は完全に終了した。
(出典:CryptoBriefing『Court approves Ripple, SEC’s motion to dismiss appeal in XRP case』, 2025-08-22 → cryptobriefing)
市場への影響
- 裁判終了を受け、XRPは一時1ドルを突破。
- しかし短期的な利確売りにより、再び0.9ドル付近まで調整している。
(出典:Mexc News『XRP Price Rises as Ripple Ends Five-Year US SEC Lawsuit』, 2025-08-24 → mexc)
SNSの反応(Twitter)
- 「ついに裁判が終わった!XRPはこれから本当のスタートだ」
- 「SECに勝った暗号資産なんてXRPだけ。これは歴史的」
- 「1ドル超えても、まだ2017年の最高値には遠い。油断は禁物」
- 「ETF承認されれば次は10ドルを目指す」
(出典:Twitterトレンド #XRP, 2025-08-24 時点)
掲示板での声(5ch・海外フォーラム)
ポジティブ意見
- 「銀行提携が進めば数百円は固い」
- 「SECの呪縛が解けた。長期保有で勝負する」
ネガティブ意見
- 「どうせまた急騰急落。ガチホ組は報われるのか?」
- 「CBDCやUSDCにシェアを奪われる未来もある」
(出典:5ちゃんねる「仮想通貨板」スレッド, 2025年8月 / Reddit「r/CryptoCurrency」, 2025年8月)
NBX編集部の視点
XRPは「ニュース次第で価格が動く銘柄」であり、その反応はSNSに最も鮮明に表れる。
今回の裁判終結はポジティブ材料であるが、投資家心理は「強気派」と「慎重派」に分かれている。
投資家はSNSの熱狂や悲観に左右されすぎず、公式情報とデータを確認した上で冷静に判断することが求められる。
まとめ
- 2025年8月、SECとの裁判が正式に和解・終結した。
- ニュースを受けてXRPは急騰したが、その後は調整している。
- Twitterや掲示板では「長期強気派」と「懐疑派」に分かれた議論が展開されている。
- XRPは依然として「ニュースドリブン銘柄」であり、情報収集力が投資成否を分けるだろう。
シリーズ完結にあたって
本連載「リップル特集シリーズ」では、XRPの基礎知識から裁判・ETF・将来性まで10回にわたり解説してきた。
リップルは依然としてボラティリティが高く、投資家の議論も絶えない。
NBX編集部は今後も、リップルを含む暗号資産市場のニュースを継続的に追跡していく。