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XRP、1ドル突破後の急騰でDogecoinを抜き仮想通貨ランキング6位に

マーケット$XRP

**XRP(エックスアールピー)は土曜日に1ドルを突破し、3年ぶりの高値を記録した。これにより、XRPはDogecoin(DOGE)**を上回り、時価総額ランキングで6位に浮上した。


価格と時価総額の動向

XRPの価格は過去1週間で85%以上上昇し、土曜日の取引では1.268ドル(約190円)に到達した。この価格は2021年11月11日以来の高値である。時価総額は603.9億ドル(約9兆1000億円)に達し、Dogecoinの532.9億ドル(約8兆円)を上回った。

心理的な節目である1ドル突破は、強い上昇サインと見られている。XRPの上昇が続けば、次の抵抗線は1.50ドル(約225円)や2ドル(約300円)にある可能性がある。しかし、一部の投資家による利益確定売りが発生した場合、一時的な価格調整が予想される。下落時のサポートラインは1ドル(約150円)とされている。


価格上昇の要因

1. 規制環境の変化

SEC(米国証券取引委員会)とRippleとの法廷闘争が仮想通貨市場全体に影響を与えている。しかし、最近の動きでは、SECの権限に疑問を投げかける訴訟が複数の州の司法長官やDeFi Education Fundによって提起されている。このような動向は、XRPにとって有利な規制環境を示唆している。

2. 鯨(ホエール)投資家の動き

**Santiment(仮想通貨分析プラットフォーム)**によれば、XRPの急騰は大口投資家(保有量が100万〜1億XRPのウォレット)の動きによるものだ。このグループは1週間で4億5330万XRP(約793億円)を新たに取得している。一方、小口投資家(保有量が100万XRP未満)は同期間に7570万XRP(約132億円)を売却している。

この動向は、大口投資家の自信と保有量の増加がXRPの市場成長を支えていることを示している。


XRPがDogecoinを抜いた影響

XRPがDogecoinを抜いたことは、市場の注目を集める要因となっている。Dogecoinはこれまで、主にソーシャルメディアでの話題性やコミュニティの強さに支えられてきたが、今回のXRPの急騰は、技術的な優位性や規制面での改善が評価された結果と考えられる。


まとめ

  • XRPの価格は3年ぶりの高値である1.268ドル(約190円)を記録し、時価総額ランキングで6位に浮上した。
  • 価格上昇の背景には、規制環境の変化や鯨投資家の積極的な購入がある。
  • XRPが心理的な節目である1ドルを超えたことで、市場全体の注目が集まりつつある。
  • 上昇トレンドが続く場合、次の目標は1.50ドル(約225円)や2ドル(約300円)と予想されるが、利益確定売りによる調整も想定される。

難解な用語の説明

  • 時価総額(Market Capitalization):仮想通貨の発行枚数と価格を掛け合わせた合計金額。市場の規模や影響力を測る指標。
  • ホエール(Whale):大量の仮想通貨を保有し、市場に大きな影響を与える大口投資家。
  • サポートライン(Support Line):価格が下落した際に反発しやすい価格帯。
  • レジスタンスライン(Resistance Line):価格が上昇した際に反落しやすい価格帯。

参考元リンク

2025-01-01マーケット$XRP

Posted by AKIRA YAMAMOTO