人気のNFTコレクション、Bored Ape Yacht Clubボアード エイプ ヨット クラブ(以下 BAYCベイシー）を運営するYuga Labsユガラボ社が、リストラの一環としてレイオフ（人員削減）を実施する。

この発表は、4月26日（金）、Yuga LabsユガラボのCEOである Greg Solanoグレッグ・ソラノ氏によって、X(ツイッター)への投稿を通じて行われた。 

gm, really tough day today. I am hellbent on transforming yuga and getting us back to our roots, and that means making hard decisions. by far the hardest is saying goodbye to some talented team members. here was my message to the team this morning. pic.twitter.com/gBkoNf2iK3

— Garga.eth (Greg Solano) 🍌 (@CryptoGarga) April 26, 2024

Greg Solanoグレッグ・ソラノ氏は従業員に宛てた手紙の中で、会社の方向性と運営を変える決意を固め、社内の特定の役割に影響を与えるリストラを含む、いくつかの困難な戦略的決断が必要であると説明した。

Yuga Labsユガラボが「道を踏み外していた」ことを認め、より小規模なチームで運営し、数は少ないがより影響力のある取り組みに集中するという今後の計画を説明した。この戦略の一環として、Yuga Labsユガラボは最近、 「HV-MTL」と「Legends of the Mara」を Farawayに売却している。

BAYCベイシーは、2023年の市場低迷による困難に直面している。わずか2週間前、同コレクションのフロア価格は11.08ETHまで急落し、2021年8月以来の最安値を記録。全盛期にBAYCベイシーに投資していた多くの有名人は、保有資産の価値が大幅に下落した。2022年に購入された俳優のケビン・ハートのBAYCベイシーのNFTは、当初の価格より74％安い価格で売却された。

とはいっても、BAYCベイシーはNFT分野で突出した地位を維持している。DappRadarダップレーダーによると、BAYCは過去30日間の販売量でトップコレクション第2位にランクされ、歴代販売量ではAxie Infinityアクシー・インフィニティーに次いで全体で第2位にランクされている。