ビットコインに再び大型資金が流入──「クジラ」の買い戻しで113,000ドルが視野に

クジラ$BTC

暗号資産分析企業**Alphractal(アルフラクタル)およびそのCEOであるJoao Wedson(ジョアオ・ウェドソン)**氏は、ビットコイン(Bitcoin/BTC〈ビー・ティー・シー〉)の市場動向に関する最新の分析を公開した。

その分析によると、大口投資家(Whales〈ホエールズ〉)による積極的な買い戻しが再開されたことが確認された。

クジラ投資家の「買い戻し」データが示す強気転換

Alphractalのデータによれば:

  • **7日間のOpen Position Delta(ポジション差分)**が再びプラスに転じた
  • **Whale Position Sentiment(クジラのポジション感情)**が強気を示唆

このことから、市場における大口資金が上昇を見越してポジションを再構築しているといえる。

テクニカル分析:LPS形成と次のターゲット

Wedson氏によると、BTC価格が**108,000ドル(約1,568万円 ※1ドル=145.19円換算、2025年6月26日現在)**に達した後、**新たなサポートゾーン(下値支持線)**を形成し始めている。

この動きは、テクニカル分析における**「Last Point of Support(LPS)」=最後のサポートポイント**と呼ばれ、今後の上昇基調への足掛かりになるとされる。

短期的には、**113,000ドル(約1,642万円)**の水準がターゲットになると見られる。

ショートポジションはリスクあり?

Wedson氏は次のようにも警告している:

「価格が長期的な横ばいレンジに突入しない限り、ショート(売り持ち)はリスクが高い。」

つまり、上昇トレンドへの回帰が見込まれる中で、空売り(ショート)は不利になりうるという見解である。

まとめ

ビットコイン市場では、大口投資家が再び買い意欲を示しはじめており、強気相場の再点火が近い可能性がある。
113,000ドルへの短期目標とともに、今後のLPS形成の完了が注目される。

用語説明

  • クジラ(Whale):大口資金を動かす投資家または機関のこと。市場に大きな影響力を持つ。
  • Open Position Delta:新規に建てられた買いと売りポジションの差を示す指標。プラスであれば買い優勢。
  • LPS(Last Point of Support):Wyckoff理論で使われる用語で、価格が反発する可能性のある最後の支持線を指す。
  • ショートポジション(Short Position):価格下落を見込んで行う空売り。リスクは無限大になり得る。

注意書き

仮想通貨の取引はリスクが伴い、当記事は投資のアドバイスを目的としたものではない。当サイトでは一切の責任を負わないため、自己責任において行動してほしい。

参考元

Cointelegraph

13 / 100 SEO スコア

クジラ$BTC

Posted by AKIRA YAMAMOTO